正しい自己分析はキャリア形成に役立つ

キャリアアップを狙うエンジニアは、正しく自己分析をして自分の長所と短所を知っておくことが大切です。これは、キャリアアップ転職の際にも重要なポイントとなります。
転職先を選ぶ際には、自分の長所をどれだけ活かせるかが大切な要素になるからです。

給料や待遇も大切な要素ではありますが、もっと大切なのは仕事のモチベーションを保っていくことができるかどうかです。正しく自己分析ができていれば、自分の長所と共に仕事に対する価値観や目標なども見えてくることでしょう。転職の際のミスマッチを防ぐことになります。

では、エンジニアはどのように自己分析をすることができるのでしょうか。

まずは、自分のキャリアを整理しましょう。これまでに携わったプロジェクトなどの業務や培ったスキルを整理してみます。実際に書きだして整理してみると自分の強みや得意分野や目標、そして苦手分野などがより明確になるでしょう。

自分の現在位置やスキルを知ることによって、今後キャリアアップしていくためには何をしなければならないのかもハッキリ見えてくるはずです。

そして、自分の実績をまとめます。売り上げや目標の達成率など数字で表わすことのできる分野はしっかりと記載しておきましょう。
具体的な数値がない場合でも、なるべく具体的な内容をまとめておきます。

実績に対する評価は上司からの評価などの客観的なものと自分がどう感じたかを分けて考えることができます。自己評価を分析してみると自分の仕事への価値観や考え方などがわかるようになります。